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プルーン

 

2002

 

(註)プルーンはプラムの一種です。(イギリスでは、プルーンといえば乾燥プラムのことです。)
 以下のレシピはプルーンを含めたプラム各種をご利用になれます。

●プラムケーキ

1カップの全粒粉(なければ無漂白小麦粉2分の1カップと、シェルパのポップコーンの粉を2分の1カップ入れるととってもおいしい) を、無糖生ヨーグルトをパン木地に粘りが出るまで加える。一晩寝かせて、翌朝、刻んだプラムと、ココナツの砕いたの(なければ、スーパーのケーキ材料コーナーにあるのを買って、スパイス用製粉器かフードプロセッサーで細かくして下さい。)を混ぜる。それに、50gの解かしバターと蜂蜜大さじ2杯と卵2つを泡立てたのを混ぜる(この時ベーキングパウダーを入れれば木地を一晩寝かせなくてもすぐ利用できる)。ナツメグ小さじ4分の1から2分の1を混ぜて、油を塗ったパン焼き皿に置く。160℃で、ケーキが焼き皿の端から離れるまで焼く。少し暖めたバター大さじ1杯と蜂蜜大さじ1杯をつけてつやを出し、お好みでシナモンを振りかけてもよい。

(写真:ケーキ製作と撮影は、

Ms.フルコピさん)

 

●プラムジャム
プラムを刻んで、沖縄の砂糖かラパドゥーラ

(サトウキビの汁を固めたものを細かく刻んだもの)にからめて、ポットに2-3時間漬けておく。水気がたっぷり出てきたら、弱火で固くなるまで(最低2時間)煮詰める。水につけておいた寒天を加え、さらに煮る。解けきってから、もう2-3分煮込み、火を消して冷ます。お好みで、レモン汁を数滴加えてもよい。あまり入れるとジャムが柔らかくなってしまう。広口ビンに入れて、冷蔵庫に2-3週間置く。
<オプション> 最初、砂糖の代りに、少量の水を加えると、アメリカでいうところの「プラムバター」になる。寒天などは入れず、プラムのみ。但し多量のプラムで作ること。

●即席プラムデザート
プラムを半割りにして、種を取る。それを平なべに入れて、無塩バター大さじ

2杯、蜂蜜小さじ1杯、レモン汁小さじ2分の1、お好みでミカンの皮を加え、極弱火で2-3分煮て、シナモンで香りつけして火を消す。すぐにお召し上がり下さい。
<オプション> ミントの葉
(フレッシュ)を加えたり、ミントティーといただいてもよい。

●プラムとフルーツサラダ
プラムと梨を刻んで混ぜる。すりおろし人参、

(できれば1-2時間ラム酒に漬けた)レーズン、アーモンドかクルミまたは松の実を加える。レーズンを漬けたラム酒を少量としぼりたてミカン汁を混ぜる。ラム酒を使わないで、アーモンドエッセンスかバニラをミカン汁に加えてもよい。
すぐに召しあがってもいいですが、冷蔵庫に
2-3時間置けば、味が十分にブレンドされる。

●プラムとクリームソース
これも簡単レシピ。
生クリーム

(ホイップや他の代用品はダメ)と少量の無糖生ヨーグルトを混ぜる。このまま室温で1日おけば、サワークリームになるが、すぐに利用してもよい。プラムを刻んで、クリームと混ぜる。少量のバニラかシナモンと、お好みでクローブを加え、銘々皿に盛り、砕いたピーナツかすりおろしチョコ、かるく煎ったココナツをトッピングする。
生クリームと無糖生ヨーグルトを混ぜてすぐに利用する場合、冷たくして召しあがって下さい。さらに、最初にクリームを攪拌してからヨーグルトを加えるならなおいいです。上記自家製サワークリームは室温でお召し上がり下さい。
() 甘いのがお好きな方は、少量の蜂蜜を、スパイスを加える時に一緒にかけてもいいです。
<オプション> 予めプラムを赤ワインに浸しておくともっとよろしいです
(5-15分位で十分)
--原文英語(Ms.シャローム)