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ヘランブ最新情報

Mr.FN (40代) 単独   
2009428日〜57
ゴサイクンドからヘランブ

お世話になります。昨日夕方無事に帰宅しました。まずは、お世話になりました森崎さん、プルバさん,ガイドのゴパルさんと彼の友人ポーター、およびHSAのスタッフにお礼を申し上げます。
今回のゴサイクンド、ヘランブーのトレッキングでは久しぶりに楽しい時を過ごせました。もともとトレッキング客のそれほど多くない地域であり、ローシーズンということもあって、すれ違う人もあまり無く、のんびりとトレッキングを楽しめました。景色も素晴らしく、天気もまずまずでした。出発前にプルバさんのご指摘で予定より若干違ったルートとなりました。さらに、当方の要望でもっと違ったかたちとなってしまいましたが、長時間の歩行にも文句ひとつ無く付き合ってくれたガイドのゴパルさんと彼の友人ポーターに感謝いたします。
以下、簡単にレポートします。

       記
1日目:カトマンズからdhuncheへ移動。 ランクルで5時間。前回に比べ3時間早い。これは、車の交通量が減っているのと(ローシーズン)、チェックポストでの必要時間がほとんどゼロになった為と思われます。
2日目:dhuncheからshin gumbaへトレッキング開始。3時間半(実歩行時間)。上りの連続。途中、不覚にも両足がつってしまいました。以後3日間は特にとてもつらかったです。
3日目:shin gumbaからgosain kundへ。4時間半。上り。途中laurebinaからの景色は絶景で、ガネッシュヒマールやランタンが一望出来ました。ただ、風が強く、とても寒かったです。
4日目:gosain kundからthadepati bhanjyangへ。6時間半。ゆるやかな上り。laurebina pass後はゆるやかな下り。夜中雹が降った。
5日目:thadepati bhanjyangからtarkeghyangへ。6時間。急な下りと後半は上り。午前中は強い雨。
6日目:tarkeghyangからsermathang,kakani,pokhari bhanjyangを経てtalamarangへ。8時間半。ゆったりとした上り、後下り。降ったり止んだりの後土砂降り。宿泊予定のsermathangへは3時間半で到着。よってひとつ先のkakaniまで行くも宿があまり良くなく(わずか一軒のみ営業)その先pokhari bhanjyangへ。ここも町は大きいが、宿は一軒だけで、良くなく、結局talamarangへ。ここも宿は一軒のみ。
7日目:talamarangからmelamchiへ。1時間半。
8日目:melamchiからカトマンズへ。ミニバス(HSA所有)にて送迎。3時間50分。カトマンズ郊外まででこぼこ道の連続で、前日までの雨の為、ところどころ轍もあり、ミニバスだとかなりきつい。ミニバスは別途料金120ドルでした。

補足
1.国の体制が変わった後の初めての訪問でしたが、観光客も多く、全く問題ありませんでした。
2.カトマンズの計画停電はかなり長く、一日16時間でした(8時間×2回)。HOTEL HARATIは自家発電も無いのか、その間部屋は真っ暗で、シャワーも冷たいままでした。ちなみに夜のタメル地区は、自家発電で問題無く営業してました。
3.両替率 日本円1万円で7,830ネパールルピーでした。(5月7日)
4.3年振りのトレッキングでしたが、物価が上がっていると思いました。特にトレッキング中のホテル(ゲストハウス)の料金、食事、ビール(酒、ウイスキー)など。この地区は他と違って協定料金では無かったです。ちなみにプルバ氏によると、アンナプルナ、クンブーエリアは全て50%UPだそうです。
5.sermathangのあたりまでジープで通れる道があり、このエリアも近く変わってしまうのかなという気がしました。pokhari bhanjyangのあたりでは道路を造る為、日本の建設業者のトラックや建機がフル稼働しておりました。
6.今回のトレッキングは山渓から出ているトレッキングのガイドブックを参考にしたのですが(2005年版)、かなり状況が変わっておりました。特にtimbuまでいまはバスが通っており、timbuがトレッキングの起点、終点になっていました。この為、talamarangやmelamchiへ来るトレッキング客はほとんどいないという状況でした。よって、ルートとしては、timbu,kakani,tarkeghyangというルートがメインになっているようです。この点、参考にしていただけたらと思っております。また、ガイドブックにはtalamarangやmelamchiでは新鮮な魚料理が楽しめ・・・・とあったのですが、全くありませんでした。
7.道中の食事は極めて質素で、鶏肉が提供されたのは、起点のdhuncheと終点のmelamchiだけでした。
8.shin gumbaにはホテル4件、gosain kundにはホテル4件、thadepati bhanjyangにはホテル4件、tarkeghyangではホテル2件、kakaniでは数件あるも、休業中で、営業していたのはわずか一軒のみ。pokhari bhanjyangは一軒だが、開店休業状態。talamarangでは一軒のみ。melamchiには3件あり。
9.今回日本から持って行った3G携帯が使えました(カトマンズのホテルにて、3年前はダメでした)。ネパールでも急速に携帯が普及しており、以前はあの村まで行かないと電話が無いといった状況でしたが、今は各宿に無線の電話がありました。今回のガイド、ゴパル氏も携帯を持ち歩いており、今回のトレッキングルートでもかなり使えていたようです。でもトレッキング中の携帯というのもなんだかなという感じではあります。
10.外人トレッキング客としては、主にヨーロッパから、フランス、ベルギー、ドイツからが多いようです。日本人は今回2組私の前を歩いていたようです。(出会うことはありませんでしたが)

私見
1.3年振りの山歩きでもあり、週に一回一時間程の散歩しかしていなかったので、生活態度の見直しが必要と感じました。年も3歳とっているんですね。衰えを感じました。
2.今回早朝から歩きはじめ(朝出発は6時半)、早い時には昼過ぎには次の宿に到着していました。もうすることが無いのでガイドのゴパルさんと彼の友人ポーターと3人で、ダイニングでビールからはじまりウイスキーと夕食後まで毎日飲みっぱなしでした。この点良く付き合ってくれたと思います。ちなみに同じ宿に泊まっているトレッキング客はほとんど誰もお酒を飲んでいませんでした(最高高度4,350m程)。ただ、飲んでも自分だけで、ガイドやポーターと酒を酌み交わす(あるいは一杯奢る)という気配りは外人には無いのかなという気はしました。この点だけは良かったのかなという気はしております。

以上です。長文失礼しました。
また機会がありましたら宜しくお願い致します。


                                        Mr.FN さん、2009.05.10記
いつも新鮮情報ありがとうございます。
お送り頂きましたメールそのまま掲載させて頂きました。

HSA9回目のご利用で、最多利用です。
ネパールのどこが特に魅力なのか、いつかお聞かせ下さい。

ご報告も経験者ならではの、ポイントをおさえた情報で、今後の方にもきっと有用だと思います。
下のゴサイクンド湖の写真ですが、以前よりロッジの数が増えたような感じがします。
クーンブ地方ほどではないですが、上記文中にもあるように、どこも着実に変化しているようです。

次回登山にそなえ、足腰の鍛錬、よろしくお願い致します。
ありがとうございました。

                                          森崎


ゴサイクンド湖


ラウレビナヤク峠から