コンデ・トレック
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コンデ・トレック
コンデ・ホテル
 コンデ カタログ
H.S.A.オリジナルトレック
コンデ・トレック・レポート
今回は、コンデ・スーパー・コンフォート・トレックにおけるルートと、各ホテルの設備、料理、スタッフ等の視察に出かけました。
コンデ・ホテルからの大展望は、予想以上に素晴らしく、エベレスト等、クーンブの山の展望には最適地であり、今後、このホテルとこの上のパラック・ピークとシェルパ・ピークを含むこのコンデ・リ山腹は、エベレスト地方のメイントレッキングになるであろうことを確信しました。

 
今回のコンデ・トレックのコース

3/25 チョウリカルカ学校訪問。パクディン、ファラクパ・リゾート泊。
3/26 パクディン7:30発。キャンプ地(約3700m)着13:30。
3/27 7:30発。コンデ・ホテル10:30着。
3/28 8:30発。パラック・ピーク12:30着。コンデ・ホテル14:00着。
3/29 9:00発。シェルパ・ピーク11:00着。コンデ・ホテル12:30着。
3/30 昼過ぎ、ヘリでターメに下る。ターメから3時間でナムチェ。クーンブ・ロッジ泊。
3/31 8:10発。11:30 トクトクのコンデ・ロッジで昼食。ルクラ15:00着。クーンブ・リゾート泊。
 


コンデ・ホテルへのルートは、実際には、上記パクディンからのほか、モンジョ、ジョーサレ、ターメの合計4ルートがあります。いずれも村人がヤクの放牧のために利用してきた道だ。
HSAは、パクディンのルートの途中にキャンプ地を造成した。ターメからのルートは、トレッキング用の道としてはまだ整備が必要であり、北斜面であるため春先には遅くまで雪があり、これまでのところほとんどヘリの利用に頼っている。この夏に本格整備を再開するが、踏み込まれるまでにはまだ歳月を要するでしょう。

 
3/25

この前日、ルクラから少し寄り道して下に下った。
石楠花が美しい。野には花、畑にはキャベツ、高菜、菜の花、葉葱があった。みんな冬越しの野菜で、野菜の種類の少ない時期だ。



ここでは桃の花が咲いていたが、ちょっと上のチョプルンのリンゴの花の開花はまだであった。



翌日3/25、チョウリカルカの学校を訪問し、皆様からのご寄付を校長先生に手渡しました。

 

HSA社長の生家で昼食した。社長のお父さんは肺癌になったが、当地独特のセラピで奇跡的に全快し、診断した西洋近代医学の医者も驚いたとか・・・。
道中は国際色豊なトレッカーでにぎわっている。

   

パクディンに向かった。

 

ファラクパ・リゾート泊。                          裏にはにはヘリポートがある。




この日はバイキングスタイルの夕食

 



 フルーツサラダ  ポテトサラダ            パスタ                  八宝菜

  

  インゲン豆の煮物              チキンロースト          ココナツライス



バスルームは温水シャワーと水洗トイレ。ベッドには電気毛布があり、もちろん寝袋は不要だ。
日本から持参の充電器やACアダプタも使用可能だった。
 

 
3/26

  パクディンのショップ

コンデピーク・ゲストハウスの先の橋を渡り、エベレスト街道と別れ、左の支尾根に取り付く。すぐに最後の人家があり、どんどん登る。

     
トクトクからのコンデへの取り付き       おしゃれなポーターのソナムさん。暇があれば髪に櫛を入れる。

登りきって山腹をトラバースしてしばらく行くと水量のある水場があり、雪も現れる。3つ目位の水場がキャンプ地となっており、ここで泊まりとなる。富士山くらいの標高か?
夕刻、なんと雪が舞った。ここまでTシャツで登ってきたが、冬支度に衣替えだ。

 

このキャンプ地から10分足らずで、エベレストが見える。    


 

3/27                     



クーンブ渓谷を行くヘリ
高度約3500m を飛ぶのが下に見える

キャンプ地から少し行くと、あたりが火事のあとのよう。ポーターが煮炊きをした際、火が広がったそうだ。
ならだかな上りで、コンデ・ホテルが見えても、高度のせいでピッチが上がらない。

意外に近いエベレスト

途中、雪の上に白豹(雪ヒョウ)の足跡があると、コックが教えてくれた。

見えたぞコンデ・ホテル


コンデ・リの雄姿も見えてくる・・
しかし、コンデよ
遥かなコンデよ
コンデ・ホテル(4200m)到着。


右うしろ、ドードゥ・コシ対岸に聳えるのがタムセルク。左後方がエベレスト。ホテルうしろ眼下にナムチェがある。
コンデ・ホテルの写真はどれも、あとで合成したのかよく言われるそうだが、自分で撮った写真も、なるほどそのように見える。





ダイニングの窓から見るエベレスト(左奥)とアマダブラム


左パラボナ右上の突起がパラック・ピーク4900m赤破線で示したのがシェルパ・ピーク(5050m
中央のピークはコンデ・リ主峰。


ホテルの下に、ナムチェ、その上にシャンボチェ。右台地の端にエベレスト・ビュー・ホテルが見える。


 フロント           パソコンコーナー      客室              電気毛布あり
← コンデ・ホテルからの展望
クスム・カングル、タムセルク、ローツェ、エベレスト、タウツェ、クンビラの順での映像
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3/28
パラック・ピーク 4900mに登った。近くに見えて、軽く1時間かと思ったが、ナカナカ・・・

パラック・ピークからの展望。中央奥の白いのがチョー・オユー。右手前の大きいのがクンビラ。右端がプモリ。


3/29
シェルパ・ピークに登る。

黒い山がシェルパ・ピーク。


シェルパ・ピークからの展望。左からエベレスト、ローツェ、奥にある白いのがマカルー。右端がアマダブラム。
 
シェルパ・ピークからの展望
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3/30

今日はターメに下る。エベレストの見納めだ。ヘリを待つ。次第に雲が上昇してくる。



ガスのため、ヘリはコンデ・ホテル上部のヘリポートまで来れず、20分程下ったところで搭乗し、ターメへ5分。


ターメから最後の乗客を載せて、ヘリはコンデに向けて舞い上がった。

   

   
ターメ・ホテル

  
中央、青い屋根はアパ・シェルパの家                 水力発電所

 

(左写真)アン・リタ・シェルパの家(ターモ)

カトマンズを含め、ネパールにいる間、花粉症の症状が出なかったのは大変好都合であったが、ターメからナムチェの間、途中一箇所ヒノキ科の群落があった所で症状が初めて出ました。











ナムチェの宿泊設備は昔に比べて格段良くなってきた。地価も高騰してカトマンズ並だとか。
設備が充実する一方、発電所から送られる電力が不足しているということだ。
これからも開発が進んでいくことは間違いない。

 
クーンブ・ロッジは、以前に泊まった時には中央の写真の建物だけであった。
現在、左の写真のように(緑の屋根)、右側に4階建ての建物が増設されている。
通りに面したshopは大きくなって、インターネットshopもある。(右写真)
歴史があって、雰囲気の大変良いロッジです。またナムチェの中心にあり、ナムチェ散歩には最高のロケーションです。

各客室には、宿泊した著名登山家の名が冠されている。
 
サー・エドモンド・ヒラリー (私達の部屋)                   テンジン・ノルゲイ・シェルパ 

  
パサン・ラム・シェルパ(ネパール人女性初のエベレスト登山)  「空へ」("Thin Air")のデイビッド・ブレッシャーズ

   
NHKのエベレストトレッキングに日本語通訳として出演したというおじさんのお店で買い物。
ナムチェはやはり、歩いて楽しい、滞在して面白い所だ。


ナムチェからのコンデ・ホテル(望遠レンズ) 実際はもっと小さく見えます。




3/31(土)
ナムチェ・バザール
 

 
コンデのパラック・ピークが見える。

 
エベレスト街道はさすがに賑やか。        ジョーサレに下る途中、一箇所エベレストが見える。

 
ジョーサレ          モンジョ、トレッキング・チェックポイント  チュモアの元日本人経営の寂れた宿


コンデピーク・ゲストハウスに着いて昼食。ここで一回りしたことになる。

 
      ルクラに到着。                クーンブ・リゾート宿泊。

  


(左写真はコンデからのエベレスト)

コンデ・ホテルは、まだすべて完成しておりません。
全ての設備が出来上がり、客室が満室になるようになるまでの間は宣伝期間として、格安の料金で提供しております。数年後には大幅値上げの予定です。
今回は、タイ航空を利用しましたが、ごく最近、ロイヤル・ネパール航空という名称はなくなり、「ネパール航空」になりました。(英語表記のRoyal Nepal Airline から、"Royal" は削除されました。)
国王の権威失墜を象徴しています。民主化へ、大きく動き出したようです。

今回、ガイドしてくれたのは、
ラクパ・ヌル・シェルパ
チュモアのエベレスト街道沿いに自宅がある。


カトマンズ風景 1

カトマンズ風景 2
カトマンズ風景 3
カトマンズ風景 4


提供: ヒマラヤン・シェルパ・アドベンチャー メール


バンコク滞在
   

   
K.T.Guest.House
バンコクで宿泊したゲストハウス。素泊まり、2人部屋、エアコン、温水シャワー付き:700バーツ(約2300円)
レストラン、プール付。地下鉄歩15分。セブンイレブン、TSUTAYAが近くにあった。
空港からタクシー40分。料金:270〜300バーツ。



 2007.4.12 作成

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