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 声2004年

シャクナゲ醍醐味加えて5人衆ミラクルツアー!

プーンヒル・トレック
2004.3.31〜4.6


本当に、ミラクルとしか言いようもありませんでした。
まず、ロイヤルネパールが定刻に出発しカトマンズに定刻に到着でした。これは最近にないことらしいですよ。
情勢が良くないということでしたが、いつもの通りネパールの人たちの緊迫感のない顔に迎えられました。
今回変えていただいた、マーシャンジのホテルもホットシャワー・スッタフも素晴らしかったです。朝食もホテルの庭で気持ちのいい食事でした。皆さんネパールの人たちと最初に関わる朝なのにリラックスしていてトレッキングに出かける気分をより高めてくれたようにありました。国内便に関しては、前日は天候不良の為1便も飛ばずに3月31日に殆どが変更になったために私達は、5時間半も搭乗待合室でフライト待ちです。
5人衆のパワーはここでも炸裂!
なんと5時間半を、存分に楽しみコスミックエアーからのコーヒーサービス・ネパールのかたからのネパール語教室。
楽しむと言う事は、どんな状況でも平静でいられる事かなあと感じました。
いつも感じる事なんですが、どんなに時間が遅れてもスケージュールがきっちり進んで行くことです。これはネパールタイムなのですね。
ルムレに到着は、6時それから1時間、
7時にはチャンドラコットに到着いたしました。
ろうそくの明かりの中で、トレッキングの初日の乾杯と相成りました。
花のシーズンは、花霞みです。チャンドラコットからの景色も霞んでポストカードのみの風景です。想像するってこんなにも膨らむのかを皆で実感してしまいました。
天気はいいのですが、目の前に現れる風景は白く霞んでいました。
そして、必ず2時から3時には、雨になってきます。
雷とおまけに雹まで降ってきました。
一気に気温が下がって大雨です。花のシーズンは、天候のお決まりのスケージュールに一瞬の隙間に花に会う事です。
ヒマラヤの大地は、10m以上の大木にたわわに花を咲かせていました。
こればかりは、この場所に立った者しか味わえない感動があります。
プーンヒルの丘は、暖かく夜中の雨に花がみずみずしく見えました。
景色は霞んでましたが、ダウラギリ・アンナプルナ1・アンナプルナサウス・ヒムチュリー・ガンガプルナ・の姿を見せてくれました。
これは、やはりラッキーですね。
花の感動は4月。澄み切った景色は10月。そう感じました。
今回のメンバーは、本当に元気でした。
どんな状況でも、旅のハプニングとして楽しんでいくと全て上手くいくように感じます。4月6・7・8日のゼネストも、ポカラのホテルから空港まで4kmの歩きでしたが、ホテルのスッタフが自転車で荷物を運んでくれました。
ポカラの町の主要道路を、道に広がって歩くなんてめったにできないし、カトマンズの町は、排気ガスもなくすんなりと車が進みました。
これも、良しとしました。
でも、皆さんの一番の感動は、ラリーグラスの花と同じくらいにガイドのパサンの心配りと、アシスタントのガイドのタシの誠意溢れる態度。ポーターのドルチェ/パサンの素直でたくましいサポータでした。
1週間の時間を、どの位心通じられるかでトレッキングが一層の想い出に変わると思います。楽しくて感謝を感じると体も元気が出ます。
皆さん一人も体調を壊しませんでした。これも「良かった」っていえる要因だと思います。
食事の件は、やはり油の多い物は皆さん苦手の様でした。なのでできるだけベジタブルの入った物をお勧めしました。
ベジヌードル・ベジモモ・チョウメン・ベジカレー・ピザも良かったです。
そして、スープ類も付けていました。
ロッジや茶屋のメニュウーは、似通っているのでできるだけ重ならないように工夫し日本から持っていった食材もランチに加えました。
日本から持ってきた、スープ類は結構役に立ちモズクのスープや、お茶漬けの素もスープでGOODでした。
そして今回の、必殺食材は梅干です。これはお腹の調子を一気に回復させてくれたと思います。紀州の梅干。梅肉のなにやら黒い薬。
燻製の梅。毎回のように梅を食べていました。
なので、お腹を壊す人がいませんでした。日本人には、やっぱりこれかなあ?って実証されました。
異文化の中で、時間を過ごすときに食べ物が合わないと、心まで拒否してしまいます。いかにお腹の中に、すんなりと入っていくかが、感動を自分のものとして味わえるかだと思います。
 
 
 マオイストの件ですが、ナヤプールにいく道路は橋が爆破されて今でも大きなアナが空いていました。
トレッキングには、全く問題はありませんが何度となく行われるゼネストにネパールの人々も、うんざりって感じでした。
私達にとっては、交通手段の拘束がありますが、彼らにとっては生活の部分でそろそろ影響が出てるようです。カトマンズでは、ゼネストの当日でしたので殆どの店はクローズでした。観光地の露店はありました。
車は、ツーリストオンリーというカードをフロントに貼り付けて走ります。
政府のバスは動いていましたが、マオイストともう一つのゲリラが動いていたのでこの時期は、おとなしくといった感じでした。
なので、力車がいつもの料金の1.5倍、タクシーも危険を承知で料金アップ走っていました。こんな状況が続くと神の国も、そろそろ我慢ができなくなりそうですね。
 
私にとって、今回のトレッキングは、前回と又違ったネパールを体感できました。新緑の大地とピンクに染まる風のようなものを感じました。
そして、本当にいつもと変わらずにネパールの人々の温かさを頂き、やっぱり、大好きな国になっています。
次回は、パサンが「アイランドピークに挑戦しろ」とのことですので、心してネパールに乗り込みます。
ヒマラヤの大地は、私をまだまだ飽きさせませんね。
HSAのスッタフの皆さんの、サポートに感謝いたします。
ありがとうございました。
ラリーグラス満開


プーンヒル


2004.4.6 ポカラゼネスト風景


Ms.SJ
2004.4.19
 
 感想文、ありがとうございます。
 写真を拝見しますと、日本と変わりなく羽をのばして(のばしすぎ?)、エンジョイしていただけた様子です。
 普段と違って不都合なことがあったようですが、何事もなく予定を消化されて、こちらも安心しました。
 レポートを拝見して、映画「十戒」の有名なシーンを想起しました。
 海の水を左右に振り分け、道を開いてキリストが進む。
 皆さんのパワーには、暗雲、マオイスト、ゼネストも何のその。
 次回もしご利用の機会ありましたら、またその意気でいきましょう。
HSA.JAPAN 森崎