2000年の初日の出!アンナプルナ展望 9人グループ

 

「ありがとうございました」

by Ms.UK

 本日、早朝関西空港に戻り、解散しました。最後、風邪気味の者も居りましたが、全員、元気でした。

 今回のトレッキングについて、9人という比較的大人数の中、私としては、初めてでもちょうどよい内容だったのではないかと思います。 

 9人のうちの1人があるNGOのスタディツアーでポカラを訪れ、そのとき、”冬山がきれい”であり今度はトレッキングをしたいと思っていたそうです。9月初め頃から参加者を集めました。そのころは、”去年のベトナムのワークキャンプのメンバーで、ポカラからトレッキングをしよう”ぐらいの考えでした。

 いざ、旅行社をあたったり、パンフレットをみても想像していたよりもずっと高い旅行代金であり、トレッキングとはいかなるものかもわからない私達が山登りのようなパンフレットでは検討の対象にもなりません。

 ”ヒマラヤ”とか、”ネパール”とかのキーワードで検索していたら偶然、HSAのホームページを見つけ、旅行代金的にも安く、行程も組んでもらえそうなので、いろいろと話はしていたのですが、結局、多少不安が残るまま、HSAに決定しました。

 不安というのは、ずっとメール、電話での顔の見えないやりとりだったからです。9人をまとめるという意味でも不安でした。
 弁解のようになりますが、代表者はもともと私1人ではありません。  

 トレッキングとして、歩くペースがもう少し早い方がいいというものや、1日の中で、もう少し長い距離を歩きたいと言う者もいました。しかし、途中、1名風邪をひき、それでも歩き続けるにはちょうどよいくらいでした。

 山小屋は想像以上に寒かったです。私は、自分のシュラフにレンタルのシュラフを借りて寝たので平気でしたが、寒くて寝られないと云った声もありました。

 ポカラからナヤプルの間に交通事故があり、その日はポカラで宿泊したため、日程が1日ずれる変更になりましたが、ガイドの対処は適切だったと思います。

 トレッキング中の食事については、”ラッシーがのみたい”とか、”ダルスープがのみたい”とか、”量が少ない”と云う声がありました。休憩の度に飲み物を勧められ、皆、ミルクティだとかコーヒーだとか云っていましたが、初めにさ湯をもらっていたことだし、もう少し、控えてもよいかと思います。そうしたら、もっと違うモノが食べれたでしょうか?

 山小屋での夜は歌ったり踊ったりゲームをした日もあり、交流のような雰囲気でした。しかし、間仕切りが板の部屋では隣のアベックのため寝れなかったと云う者もいました。そういうものなのでしょうか?  

 私自身は英語が苦手な方ですが、9人それぞれ、英語については海外旅行やホームステイの経験があり、お互いに訳したりしました。 特に最近の大学生は英語が上手で、ガイドと年令も同じくらいなので、質問をしたり、仲良く話していました。

 山歩きとかトレッキングというと、若い人より中高年が多い中で、(今回のチャーター便でもそうでした)若い人が今回のネパールトレッキングをきっかけとし、興味を持ってくれれば嬉しいです。今回のツアーは景色、棚田の人々の生活に感動しました。
 そういう人のために、これからもお願いします。

 また、機会があれば、HSAを利用しようと思います。
 行程の決定、突然のキャンセルにお時間をおかけして申し訳ありませんでした。では、どうもありがとうございました。
 00.1.4.

 


 こちらの9人グループには、ガンドルン〜ダンプスのトレッキングで、展望のいいダンプスでちょうど初日の出が見れるよう日程をセットしました。
 9人グループにもなると、すべてのひとのご希望、実際のトレッキングでの歩調、等で足並みをそろえるには難しいです。またトラブルの確率も高まります。

 同じ頃、インド経由でトレッキングに行かれたグループが、ハイジャック事件の影響で、帰路の便をご利用できなくなるというハプニングがありました。こちらのグループにも悪影響がないか心配しておりましたが、早期解決してほっとしておりました。(ただネパール-インド間の政治的関係に悪影響が残ったということらしいです。)

 インターネットにおける契約に関してのおっしゃるような不安は確かにあると思いますが、銀行・株・通販等の諸サービスがインターネット上で安定してなされるようになるにつれ、そのような不安も解消していくものと考えております。そのようなことのためにも、これからもメールによる回答、実際のトレッキングサービスにおいて、納得していただける内容をご提供していきたいと思います。

 食事の件については、その場でガイドに相談していただければ、予算の範囲内でご要望に添えたかもしれません。またできなくても、伝えていだだければ、今後の対応を改めていけることもあるかと存じます。

 ロッジでは、仲間で騒いでいると、気がつきにくいのですが、早朝出発にそなえ、8時頃から眠りにつく方もおられます。天候急変とか、トラブルとかに備えて、朝出来るだけ早く出発するのは、山登りの定説?(鉄則)です。

 海外での楽しみの一つは、外国人と話したり知り合いになったりすることですが、ネパールは大都市でもない割には多種の外国人旅行者のあふれた国で、おまけにロッジで方を並べて宿泊したり、また、カトマンズのパブなんかでも、多くの外国人が混ざり合って歓談しているのは、他にはそうそうないのではないでしょうか。それにバックにヒマラヤを控え、雄大な自然の中、地元の人達との触れ合いもあって、日本の山登りでは味わえない経験ができます。
 ネパールは、多くの人にとって、「また行きたい国」であるでしょうね。

H.S.A.JAPAN 森崎


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